魔法少女凸 -
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9102014
本当は山姥切国広君のスレを先に書くつもりでしたが、本科が実装される疑惑があった時期だったので
「だったら本科君が実装されてから書きたいな~~~それまでに何か軽いお話書きたいな~~~」←わかる
「あっそうだ大倶利伽羅さんが見習い魔法少女になって試験受ける凸スレ書こ」←???
以上です。
やべえ本丸使い回してんじゃねーーーよ!政府無能&無能&無能&無能かよ:
物吉君が凸った時に、かくれんぼ鬼が出てこない+カンダチさん消滅が確認される
↓
何度も調査部隊と浄化部隊が入り、浮遊霊を浄化して本丸がキレイキレイになったことを確認
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普通の本丸に戻ったっぽいのでリサイクルしよう
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大倶利伽羅さんが最終確認として「人間+刀剣状態で泊り込みして何も起きないか」の確認任務をする
↓
やっぱりまだダメだったわ
↓
おわり
調査も浄化もきっちり行われ、使い回すことを決めるのもかなり慎重に決定されました。
本丸位相という現世とは別の位相に人間が問題なく住める状態を保った空間を作るのは時間も手間も金もめっちゃかかるため、出来るだけ無駄なく活用しようというのが政府の基本方針。
今回のことも調査開始から新本丸完成まで1mmの怪異も見逃さないようにと事が進められ、完全に何も起きなかったから大丈夫そう!ヤッター!安心安全の本丸空間です!ってなってた。
でもダメだった。
おばけはいつもそうだ。
誰もお前を愛さない。
って机の下で号泣してる政府職員ちゃんがたくさんいる。かわいそう。
いなくなったのになんでまた出てきたの:
物吉君が凸った時点で、かくれんぼ鬼はカンダチさんから隠れていました。
「かくれんぼ」という事象の妖なので隠れることに特化しており、あの怪異が本気で隠れたらおばけが得意な刀剣男士でも感知するのは無理です。人間にはもっと無理です。
なんやかんやで本丸が建て直され、作業中に怪異起きなかったかとか、使い回しオッケーの最終許可を出す会議とかで少し間が空き、あの本丸空間に誰もいなくなった時に、もう出てきても大丈夫かなとかくれんぼ鬼が復活。
そして任務を受けた大倶利伽羅さんと鳴狐さんがやってきた日にカンダチさんが復活。偶然同じ日だった。
カンダチさんは再び体を構築するための力を蓄えていたので、それまではそもそも存在していない状態だった。
カンダチさんはかくれんぼ鬼の生き残りがいることを知っていた。根絶やしにするまではあの本丸に居ると思う。
かくれんぼ鬼は「自分が鬼のかくれんぼをして相手を見つけたら自分は解放される」と思っている霊の集合体。実際はそんなことはなく、見つかった相手は集合霊に取り込まれて鬼が増えるだけのやべえやつ。でもそのことを構成員たちは知らないので、はやく解放されるためにかくれんぼ鬼を続けている。
今回の任務では「審神者+刀剣男士」を本丸に入れることが目的だったので、鳴狐が人間に偽装できる札を持っていた。かくれんぼ鬼は人間の気配に反応して出てきた。
子供の姿が多かったのは、体が大きいものや足が遅いものからカンダチさんに狩られていったため。
一ヶ所に固まるタイプの集合霊ではなく、一定範囲にひとりずつ散らばって行動するタイプの集合霊なので、みんなでひとつ。倒すときは各個撃破しないといけない。
大倶利伽羅さんどうしたんですか?大丈夫ですか?:
大丈夫です。
今回の本丸の使い回しに尽力した職員から「もしダメだった時に隠蔽されないように歴史の証人作りたいからスレ立てして」って言われたはいいものの、この間までブラック本丸だったけど浄化部署の刀になるために試験を受けたくてうんたらかんたらみたいな説明すんの面倒だな……と思っていたときに、鳴狐のお供が「見習い魔女が見習いを卒業するための試験のようですねぇ!!!↑↑↑」と言ったのを採用した。
大倶利伽羅さん家のおはなし:
審神者がブラックキメてるタイプの本丸だった。
その審神者がブタ箱にぶちこまれ、新しい主が来る前に本丸の浄化と今後の身の振りについてゆっくり考える時間が与えられた。
大倶利伽羅さん的には、刀解でいいけど光忠さんが止めるなら別にそれでもいいかなとかやや投げやりな気持ちだった。どちらでも良かった。
その時に来ていた浄化部署の職員のひとり、浄化役研修中の少女と何度目かの会話で「何をしたらいいかわからない」といったような発言をついこぼしたら、「何でもできますもんね」と言われる。
言われた直後は、そういうことではなく何もする気が起きないんだ、と思ったが訂正も面倒で「まあそうだな」とか適当な返答をした。
浄化が終わり、職員が引き上げていった翌日。
朝の身支度をしようと大倶利伽羅が部屋から縁側廊下へ出ると、そこは一面の雪景色だった。
その瞬間、真っ白で何もない世界を見た瞬間、数日前に研修中の職員に言われた言葉が突き刺さった。
今から自分は何をしてもいい。
今までのように煩わしい痛みや苦しみに縛り付けられることもなく、自分で考えて、決めて、自分がやりたいことをやりたいように選んで進んでいく時間が始まった、始まっていた。
なんでも出来る、何をしてもいい。
ならば、自分が選んでいいのならば、あの研修中の職員にこの強い感情を返したい。
そう思った。
自分の見える世界を丸ごとすべて変えてしまった少女に仕えたい、あんたの能天気な一言で救われたやつが居たことを刀剣男士としての自分の一生を使って伝えたい、鍛刀が出来ないあの人間の唯一の刀になりたい。
全部面倒で諦めていたはずの心が色付いた瞬間だった。
といったようなことがあり、新しい審神者とこんのすけにその旨を伝えた。
ならば大倶利伽羅の実力を示すための任務をひとつこなしてもらう、と浄化部署側に言われて今回の凸。
新しい審神者や刀剣男士は大倶利伽羅が投げやりになっていたことを知っていたので、生きることに前向きになった大倶利伽羅を応援した。けれど浄化部署はブラック本丸での仕事が多く、折角解放されたのにまたブラック本丸に関わるようなことをしてほしくないというのも本心だった。
大倶利伽羅も彼らのそういう心は感じており、その心配は自分のことを思っているからこそだと知っているので、新しい審神者や仲間を置いて行くことは本当に正しいのかと心のどこかで引っかかっていた。
その背中をひたすら押したのが鳴狐。
雪の日に、大倶利伽羅の世界が塗り替えられた瞬間を鳴狐は偶然見てしまった。
暗い瞳に光が溢れて、呼吸が止まるほど美しい色に大倶利伽羅の全てが生まれ変わった瞬間を見た。
自分が同じ景色を見ても何も感じなかったから、きっと大倶利伽羅の中にだけあるものが彼をあんな風にした。そして大倶利伽羅にとってあの色は手放してはいけないものだ。
別に大倶利伽羅のことが心配じゃないわけではなく、他の面々と同じように心配だし平和に暮らして欲しい。
けれどひとりくらい、自分くらいは何も気負わずに背中を押すやつが居てもいいと思った。
凸序盤の大倶利伽羅は『任務を受けることも本丸を出ていくことも自分で決めたことだが、自分を心配してくれるあの優しい審神者や同胞を置いていってもいいのか』とやや迷いがある。あの本丸に怪異が発生していると対処することになって確実に評価が上がって本丸卒業が確定する。そのため、怪異が発生していると分かってしまうような行動に対して少し躊躇いがあった。
逆に鳴狐はそんな大倶利伽羅の背中を押すためにきたので、彼が迷いを見せるような場面ではバンバン行動していった。
っていう設定がありました。
大倶利伽羅さんは無事に試験に合格して、件の研修中職員の懐刀になるべく本丸を出た。
元々今回の任務は「ブラック本丸出身の刀剣男士を浄化部署に配属させるなんてだめでわ?_?」という外野に対して「できますぅー!試験も合格してますぅー!」と言い返すための形式的なものだったので、普通に任務をこなしていれば合格できるものだった。とはいえ、浄化部署の刀剣男士は心身ともに強くなければ勤まらないので、そういう面の審査はガチでされてた。
研修中職員側は「あの本丸の大倶利伽羅さんが私の相棒になりたいって言ってるんですか!?罠じゃなくてですか!?」と受け入れオッケーだった。
伽羅子さんに「なりたいって思うなら、きっとなんにだってなれる」と言った大魔女は浄化部署の先輩。
鳴狐は自分の本丸で新しい主と生きていく。
上海ハニー絶唱した長谷部はブラックから解放された謎のハイ状態だった。
かくれんぼ本丸について:
■かくれんぼ本丸の審神者はかくれんぼ鬼を本丸に封印した事を政府に報告しなかったんでしょうか?
→作中でも少し触れていましたが、件の本丸はド初期の頃のものでした。
それこそ審神者が集められて刀剣男士との戦いが始まって少し経ったかな~くらいです。
政府が封印を許可したのではなく、あの本丸の審神者が自分を囮にして本丸へ誘導、政府には「なんかついてきたんで命からがら封印しましたテヘヘ」みたいな報告をしました。
めっちゃ探せば当時の報告書もあると思いますが、いかんせん色々なことが始まったばかりでどったんばったん大騒ぎしていた時期だったのと、初期から今までで審神者を扱う部署が整理されたり変更されたりなんやかんやしているうちにデータ群の奥底に潜ってしまっていて、現状ではパッと持ってこれるものではないと思います。どこの部署にあるかもわからないと思います。
(質問まとめより)
↑の審神者は現在もどこかで審神者をやっている。
ただし、審神者情報は引越し後の本丸で更新されているため、かくれんぼ本丸の元の審神者を探し出すのも中々骨が折れる仕事。
更新前の書類はそんなわけで行方不明だし、たまたま偶然↑の審神者がかくれんぼ本丸のスレを見たら「お前はあの時の」ってなるかもしれないけどスレ数は膨大だしオカルトタグ見ない審神者だったら詰んでるしで4回くらい奇跡が起きないと無理そう。
大倶利伽羅さん凸の後、あの本丸は再び封鎖+再調査。
物吉君凸のチラ裏でも書きましたが、カンダチさんとかくれんぼ鬼の関係性やカンダチさんがそもそも何かとかかくれんぼ鬼がそもそも何かを知る人間が政府職員内に居ないので、正解だけ引き当てて解決するのは難しい。
流石にまたしばらくは封鎖のままだと思う。
第四針刺準備室:
みんなお待たせ!!!みんな大好き第四針刺準備室ちゃんの時間だよ!!!(ゝω・)v
今更ですが「だいよん はりさし じゅんびしつ」と読みます。
かくれんぼ鬼やカンダチさんとは一切関係ない独立した怪異。
室内の骨壷っぽい壺が核で、あれを持ち込まれた建物内にランダムで「第四針刺準備室」を生成する。
部屋の中はスレの通り。
壺が無い時は、壺の中身を補充している時。
中身が足りない、中身を補充する材料が欲しい……そんなときに部屋に入ったらどうなるかは、お察しの通り。
元は九州地方の中学校で発生していた怪異。ローカルな七不思議として語られていた。
それがどうしてあの本丸に移動したのかは不明。
大倶利伽羅さんの任務中に壺が池に投げ込まれたのはカンダチさんのせい。
複数の人間が詰まった壺を発見して沢護童子かと思ったら全然関係ない壺だったので池に捨てた。
あのあと政府施設がどうなるかはまだ決めてなーい^◯^たのしそー
伽羅子さん「まーだだよ」って言ってなかったけど大丈夫なのか:
スレで省略してただけでちゃんと答えてたので大丈夫です。
今回の任務にあたって、あの本丸に関する資料は事前に配布されていました。
かくれんぼ鬼がどういうものか、カンダチさんがどういうものかはちゃんと把握した上での凸なので
何かあった時の対処方法は知ってました。
伽羅子さんなんでカンダチさん切ったの:
普段から魑魅魍魎蛟竜毒蛇狐狸変化悪鬼羅刹と戦ってる刀剣男士ちゃんが、子供に襲い掛かろうとしているやべえ人外を見つけたら斬るかなって。
あとカンダチさんやべえやつだけど斬れるって事前情報もあったので。